今までの経験上、レッスンで肩を下げなさいと言われている人はその瞬間は直せてもなかなか直すことができません。
それはなぜかというと、そもそも肩の使い方が間違っているからです。
ただ肩甲骨を下げるだけでは足りないのです。
肩甲骨を下げる感じ、とも表現できるのですが、実際細かく言うと肩甲骨には直接力を入れません。
バレエでは足の関節同様、肩の関節もアンディオール(外旋)で使います。
そしてその上で肩を下げる動きをするとわき辺りの筋肉が働いて良い背中が出来上がります。
こうすることで背中と肩を繋げることができるのです❗
これが使えるとアームス(腕)が動きを助けてくれる役割を果たしてくれます。
腕を動かす時はもちろん、動かさない時も使えます。
ちなみに肩の外旋というのはこういうことです。
手が真横に来るぐらい開けるとしっかり肩を外旋できています👍胸の高さも変わりますね😃わかりやすいレオタードでした😁
⚠️肩の外旋をすると胸が反りやすく(肋骨が開きやすく)お腹がでやすいので注意しましょう。背骨は上にも下にもまっすぐ伸ばしておきます。
上半身には影響させずに肩だけを外に回すということが大事です。それが難しいんですけどね💃
自分の体が『わかる』ようになると色んな箇所を別々に動かせるようになります。
できるだけ個別に動かせた方が体のコントロールはしやすいです。(頭でコントロールできるから)
感覚で覚えたものは感覚でコントロールしやすくなるので他の動きで応用する為にも、自分の体で今何が行われているかということを改めて考えてみるのもとても大事なことだと思います。
今まで感覚や運動神経で踊ってきた人は特に!(私も)
次の記事で背中の使い方の解説をします🌷↓
この肩の状態で行いましょう💪