その他小話

自己肯定感(自分の弾力の話)

突然ですが私の話。
私はかなり自己肯定感が高いタイプです。
自分で言いますけど私が良いマインドなのはなぜなのか私はわかっています。
それは母親が私のことをいつでも信じて見守って育ててくれたからです。

私は今まで親に何一つ強要されてやったことがありません。
勉強もバレエも遊びも恋愛もすべて自分のやりたいようにと言われてきました。物凄く駄目なことだけやってしまった時怒られてましたがね😛(だからやりたいことしかやらない自由人になって人に迷惑をかけていますが)
迷惑をかけるのは良いことじゃないですがそれを気にして生きるべきではないと思います。

私の母は10代の頃から親元を離れ自力で生きてきました。
女性としてはかなり強めなタイプだと思います。

離婚してからも水商売で私を女手一つで育ててくれました。

更にバレエも習わせてくれました。
幸いバレエが好きになったので長く続けることができてよかったです。

当時は母が大変だとか思ってなかったですが、真面目に楽しんでバレエをやっていた記憶があります。

高校生ぐらいになると色々開花し、遊びほうけたり家に帰らなかったり悪いこともたくさんしましたが(笑)今はその経験すら活きていると思います。

近頃は育児なども学んでいますが、学べば学ぶほど母の育児が良かったんだなぁと思います。

何が起きているか(環境)は問題じゃなくて自分がどう捉えるか(気持ち)が大切だということがよくわかりました。何にでも言えることかも。


今の日本は、自己肯定感が高い人が少数派という結構変な現象が起きていると思います。
海外の人だったら例えば自分の子供を『うちの子供なんて~』などという批判的なことを人に言ったりしないですよね。
でも日本ではだいたいみんなそうです。
それくらい世界と心の差があるんだなぁと思います。

これは自己肯定感(という言葉で括っていいのかわかりませんが)が育っていない親に育てられた子供が大人になり、また子供を育てることでどんどん自己肯定感の低い人が増えていったからだと思います。

みんなと同じようにできるのが偉い、それが普通だという風潮が教育にも社会にもありますよね。もうなんか国民性ですが。

これじゃあ自分の意思育つはずないですよね。

自分が育たないんですよ。これは恐ろしいこと。

人がやってるからこうしなきゃ、ではもちろん自分の心の声も聞こえなくなります。先に他者のことを考えているから。


自己肯定感とは0~3歳の間に親の愛情から無意識に手に入れるものらしいのですが、その時に正しくそれを手に入れることができないとその後の人生も左右するみたいです。
なんとなく想像できますよね。

それは誉めてもらうとかじゃなくて、ただ存在を認めてもらうこと
あなたはここにいていい存在なのだと、存在の価値を認めてもらえることが自己肯定感に繋がるのです。
子供がやることをいちいち注意したりしていたら自己肯定感育つはずないですよね。(私もたまにやっちゃうけど)

人間の生きる意味は“産まれる前より魂を成長させること”というのを本で読んで納得したのを思い出します。

もちろん私が全部できているというわけではないのですが、心の状態を良くしておくことが周りに良い連鎖を産み出すと思うので心の状態が良くない人に何が原因なのか少しでも気付きになって良い方向に行ってくれたら嬉しいなと思って書いています✏️

私はその為にできることとして自分の心の声を聴くことが大切だと思っていて、それの第一歩として身体の声を聴くということを伝えています🍀

でももし親との関係が悪かったり、育て方に問題があったりした場合本当なら本人達で解決するのが一番ですがなかなか難しいのでカウンセリングなどがあるんだと思います。

昔のトラウマなどがあると、自分では蓋をしてるつもりでも絶対表に出てきます。違う形で。自分は忘れてないから。

だから蓋をするのはだめなのです。

隠すのは自分を苦しめます。自分は大切にしなくてはいけません。

問題が何も起きていなければまだ良いですが起きている場合はなるべく早めの対応が望ましいと思います。

トラウマがあると、私がやっているようなことをやっても完全には良くならないのです。多分。

ちなみに、“心の状態が良い”というのは“筋肉の状態が良い”というのと似ています。
使って疲れることも硬くなることもあるけれど、ちゃんとケアしてあげれば元に戻ったりもっと強くなったりします✨
弾力ですね💓
心と身体の弾力を高めよう⚾