カラダの話

なぜ床を押せないのか

なぜ床を押せないのか。床を押したくても押せないのはなぜなのか。

これは簡単です。
姿勢が悪いから、です。

専門的な言葉で言うとアライメントが悪いから。
アライメントが整っていれば床を押すことができます

例えばルルベ(背伸び)をする時、
①ただふくらはぎの力でピョコっとやるのか、
②膝伸ばして床押して背中伸ばして上に上がるのか、
では雲泥の差なのです。

そしてもしも姿勢が悪い場合、
床を押そうとしても押せない、
そしたら、『どうすれば床を押せるだろうか』
って身体が考えて直してくれる素直な身体が良いのです。
頭で考えないで身体で感じるの!(考えるな、感じろ!)
それが日本人には足りないところだと思います。(頭より身体の方が頭良いからね)

床押したいけど骨盤の位置が変わらない、背骨が動かない、肩首が動かない、頭の位置が変わらない…
それでは何も変わらないでしょう?

どこかだけを変えるのは無理があるんです。

人間っていつでもバランスをとって生きてるから。

そのバランスを本当は崩したくないのです。(悪いバランスだとしても)

どこかを変えるなら絶対に他のどこかに影響がでます。

それが正しい方向なら良い影響、間違った方向なら悪い影響ということになりますね。

どこかが我慢してる状況は必ずいつか爆発します。想像つきますよね。

だからどこかだけをたくさん我慢させるのではなくそれぞれが協力しあってバランスを保つのです。

どこか我慢してる、頑張りすぎている場所があるのならそこを見つめ直してあげてもいいかも。

そうしない為にはどうしたらいいか。

身体は下から(足元から)作るのです。
頭の位置から決めてはだめなのです。
土台が大事なの。

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