カラダの話

恥骨の話

恥骨はなるべく前にした方が良いです。
そうすると足元の上に骨盤が乗りやすいからです。

まっすぐ立つ時も足を動かした時もどんな時もそうです。(トレーニングの時なども)

以前の投稿でも書きましたが、良い姿勢というのは足元から頭までがなるべく一直線になっている状態ということなので恥骨(骨盤)が後ろに引けていると良い姿勢にはならないわけです。

出っ尻(ダック)の人はお尻が後ろに出ている、骨盤は前傾、ほとんどの場合猫背ではないです。(それが自然)

猫背ではないので恥骨を前にするだけでもかなり姿勢の改善が期待できます。

ダックの人はもちろんそうですが、後傾(タック)の人も恥骨は前でいいです。(元々前でしょうけど)
でもタックの人は背中が後ろに行っているので一直線になってないですよね。
というわけでタックの人は胸を前にしないといけないのです。

ダックもタックも良い姿勢を知るといつもの姿勢よりはきついかもしれません。
今まで使ってなかった弱い部分を使うのでそう感じます。

でも良い姿勢というのは色んな筋肉がバランス良く働く状態、なおかつ無駄に働いていない状態です。
めちゃめちゃどこかだけが働いているというのは悪い姿勢ということです。

そして悪い姿勢になる原因は色々あるので一概には言えませんが、ただ姿勢が悪くなったのではないのです。
原因があるんです。

大抵気持ちの積み重ねです。

だから精神面も大事だと思うのです。

とはいえ日本の教育では姿勢を学ぶ機会がないので仕方のないことだと思います。

まずは姿勢の重要性を知ることが大事なのかなぁ。