バレエの話

バーも床も押すことしかしちゃいけない話

バレエでは基本的にバーも床も下に押して使います。
例えば男性と組む時に手や肩などを持つことがあると思いますが、その手や肩を上に持ち上げることってできないですよね。
できないというか、それって男性を頼れていないというか。むしろ男性を動かすことになってしまうので。

お互いに能動的な力の使い方をしたいのです。

基本的にはまっすぐ下ですが横やななめに押す場合もありますし、パートナリングの場合は相手の力の対極側に押し返します。

パートナリングって頼るところと自分でやるところのバランスが難しいとこでもあるんですが、その境界線は本来ははっきりしています。
本来は女性がやるべきところも男性がサポートしてくれることもありますが😁

パートナリングの場合は対人間なので力の向きや強さなど
を変えてもらうことも可能ですが床やバーは動きませんので、正しく利用することが大事です。

バーも床も利用するのです。
特に利用していないとバーを引っ張ってしまったり足指や足裏の一部が床から離れたりしてしまいます。
このような使い方は絶対に駄目!です。
なぜなら体の使い方が真逆だからです。
全く違うことをしています。
引っ張ると押すって真逆ですよね。

もしご自身がそうしてしまっているとしたら、それぐらいのことだと思ってください。

良い踊りをする人は多分これができています。

プロとの違いはもしかしたらそれなのかもしれません🤔

更にいうと押さなくてもその力を使えるようになると無敵です。かなりレベルが高くなります⤴️

『押す』ということについてもう少し詳しく説明してみます。

バレエでは股関節も肩関節もアンディオールして使います。
その上で『押す』わけです。
股関節は床を、肩関節はバーや男性を。
そのようにして体を使うと体は引き上がります。
下に押しているので上に引き上がるというわけです。
(しかも捻って下に押すので捻り上がります

ただ引き上げるだけではパートナリングが上手くならないわけがここにあります。

でも相手を信用していないと『押す』ことができないのです。

『頼る』と言っても良いでしょうか。

人間関係と同じですね。

『相手を頼る』って結構難しいのです。
自分を信頼していないと人の事も信頼できないからです。

頼ることができない人は自分がいっぱいいっぱいになって苦しくなってしまいます。
気付かぬうちに自分を苦しめてしまうのです。
でも頼れないからもっと頑張っちゃいます。

そういう場合は自分を信じることから始めます。

それもまた簡単なことではありませんね。

でも自分が自分を信じなくて誰が信じてくれるでしょうか。
いやむしろ本当は信じたいと思っているのかも。